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BL小説:【上海金魚】

JUGEMテーマ:読書




異国の地での、あの温もり・優しさ・楽しさは
何ヶ月経とうが身体と心から消えなかった



先日購入し、グッと胸にきた透過性恋愛装置の前作。
新刊にもCPで登場した滝乃と佑季の出会いの話です。今は、出版社の方で在庫もないらしいので、いっそいで(笑)まんだ○けに走りました(つい、先日)
1冊確保!!(いや、1冊しかなかったんだけどね・・・)

そしてやや熟成させ(苦笑)
じっくり、少しずつ読みやっと終わりました。
こちらも、やんわりと佑季の恋人へ求めるもの、自分はどうしたいのか、という心情が細かく書かれており、”そうか、そうか”と思いながら読めましたねぇ。
そして、滝乃の・・・
意外と欲望に忠実な一面?があり、それには、ドキドキさせられましたwww

営業マン × 公務員


地味〜な組み合わせになりそうですが、この佑季の過去と現在の自分のあり方や相手に求めるものの考えが、意外と・・・
堅い感じで、好感もてましたねw妻子持ちの男性と付き合いつつも、自分もその相手と対等でいたいと思う気持ち、そして・・・相手の男性の嘘によりせっかく二人で訪れた上海で別れることになる。
そしてそこで出会ったのが、相手の男性の仕事関係の滝乃であって。。。
滝乃のキャパの大きさ、相手が不愉快になりそうになる前に、スッと一線をひく大人の行動。そして、屈託のない優しい雰囲気。
佑季は初めて会ったのに、滝乃の隣にいることが心地いいと感じるぐらいになって・・・


もう・・・つかず離れずだけど、佑季も滝乃を意識しているけど先日別れたばかりだし、その彼の取引先の人だし・・・といろいろ考えている気持ちと、滝乃も今まで男性に好意を持ったことはないけれど佑季の醸し出す色香や表情が自分の一番の理想に近いというところから性別関係なくして惹かれていく気持ち。

じわじわと、気持ちを温めてくれた作品でしたw




感想はこちら↓




・あらすじ(小説参照)



しっとりとした花のような色香を持つ水端佑季の恋は、初めて訪れた異国の地、上海で終りを告げた。男の狡さに気付きながら、嘘を信じていた佑季は突然の別れに傷付き、旅先で出会った男、滝乃と体を重ねてしまう。滝乃の包み込むような優しさに、つかの間の関係だとわかっていても、心惹かれることを止められない佑季だったが…。













じんわり染みいってくる二人の関係がよかったですね。



話の流れを大まかに省略しつつ話しますが、妻子ある男性・輸入家具を扱う会社の二代目社長・伊藤とあるバーで出会い、それから付き合うようになった佑季。

伊藤は妻とは離婚を考えているとは言うものの、まだ離婚もせずに佑季とつきあって1年ちょっと経っていた。

その伊藤が仕事で上海に行くということで佑季にも上海にくるように言ったんですね。

佑季は地方公務員をしていて、仕事場では地味なあまり目立たないまじめに働いているような青年だった。

しかし、高校時代から自分は異性に興味がないということを自覚しつつも誰にも悟られないように静にその性癖を押し殺して生きてきていた。

なぜ、そうなったか。



伊藤と佑季が出会ったバーで働いている、今となっては佑季のよき相談相手の登が高校時代に受けた仕打ちがあったからだ。

登と佑季は同じ高校に通っていたがさほど面識はなかった。

しかし、ある日、登は他校の生徒から袋叩きにあり全治3ヶ月の重症を負う事件に巻き込まれた。

実は、登は佑季と同じゲイだった。それが他校の生徒にバレそして気持ち悪いという理由で多人数に袋叩きにあったのだった。

それから登は学校にも来なくなり、田舎だから登の実家も周りから色々白い目で見られるという事態にもなった。

そこで、登は家の金を持ち出し一人東京へ出て行った。



そんな事件が高校時代にあり自分のこの性癖もばれてしまったら同じ目にあうと思い、佑季はひた隠し目立たないように生きてきた。

そんな登と二丁目のバーで何年ぶりかに会い、自分を隠さず話し合えるようになり今に至っているわけだが。

今回伊藤との旅行も嬉しいことには嬉しかった佑季。でもホテルやその他の交通費も伊藤が出してくれている。

佑季は、自分は恋人と対等でいたいという思いが強かった為に、自分を好いてくれているからやってくれているとわかっていながらも、どうしても・・・附に落ちない点が伊藤との付き合いでは多かった。

佑季は、自分の性癖もあるせいか1週間仕事を休むのに、母子家庭で育った佑季の一人の肉親母親が去年亡くなったがその1周忌にあたるため、それを理由に1週間休みをとってと伊藤に言われたときも、会社の人に後ろめたい気持ちで嘘をついて休みをとっていた。

佑季は、そういった嘘とつくことに心を痛める・・・素直で実直な性格の青年だった。

実際、母の遺品を整理したりしてするので休みは必要だったが、その後にすぐに上海にとび恋人と過ごすというのも、どうかと思っているぐらい真面目な好青年だった。



そんな伊藤と対等でいたいと思うのもそんな性格からなのでしょう。でも、伊藤はいい意味でおおらかで人当たりのよい男だが、すこし世間ズレしている間隔も持っているために、佑季は時折伊藤の行動にため息をついてしまうぐらいだった。

しかし、あのバーで会い妻子もいるのに今まで付き合っている。

優しいのはいい、でも・・・佑季には妻とのちのち別れるようになると仄めかしていても一向にその気配がないのがわかりつつあったが、その事を伊藤にいえないままでいた。

付き合うなら・・・その人とだけ一生傍にいたい、気を使わない、一人の相手とずっといたいと願う佑季だったが、伊藤は妻子もいる時点でその範囲外になる。

でも、離れられずにいた佑季。



上海で伊藤と食事をしていたとき、ふと、こちらを見つめる背の高い男がいた。

その男は伊藤の取引相手の会社の営業・滝乃だった。

なぜか滝乃にみつめられて二人の関係が見透かされたのではと心配になる佑季。

伊藤はそんな事気にしていない様子で滝乃と話していた。

そして、その場であっさり別れた。



ホテルに帰り伊藤が外出中に伊藤の妻から電話が入った。

妻は佑季に伊藤が浮気しているのではないか?と思っている妻の言葉を聞き、アドリブもいえないままそのまま電話をきってしまい、その後伊藤が妻に電話をかけているとき、伊藤と妻の会話は、夫婦仲が冷めているという感じの雰囲気はなく、佑季に接するような優しい態度で話していた。

そして、さっき電話に出た佑季が妻の言っていることを否定できなかったせいで浮気を疑われている内容の話題になったとき、伊藤はあっさり、佑季を”融通のきかないやつなんだ”と言ってのけたんです。

妻の疑いから逃れたい為の伊藤の言葉。

それを聞き、佑季の中で何かが冷めていった。



伊藤は急に佑季の態度がおかしくなったのに気がついたが、佑季はもう、それ以上伊藤と居たくないと思い、伊藤が日本へ帰るから佑季も一緒に帰ろうと言ってきたが拒否し、遂に伊藤に【・・・帰って】と言ったのだった。



これからどうしようと思っていたとき、どうやら先日会ったあの長身の男、伊藤の取引相手の滝乃に伊藤が佑季のことをくれぐれも頼むとお願いをしていたらしく、滝乃と佑季は上海の街を探索することになった。

滝乃は佑季と伊藤の関係を最初に会った時から薄々感じていた。

滝乃は直感がよく働くというか当たる。それは営業でいろんな人を目にしてきたからわかるようなものらしいが。

でも、佑季が滝乃に対して伊藤との事を聞かれたくないような素振りをしたから敢えて滝乃は何も触れずにいつも通り佑季と共に行動をした。



佑季は伊藤と泊まっていた豪華なホテルを出るという。宿泊料金はすでに伊藤が全泊分決済していたが、あんなことがあって伊藤といたホテルに泊まっているのもなんだと思った。そして何より、常に恋人と対等でいたいと望んでいた佑季の気持ちから全て伊藤が支払ったという事実も少し苦しかった。

キャンセル分は佑季が支払いホテルを後にしたが、今後寝泊りするところを探さないとという時、滝乃が自分のホテルにおいでと誘う。

でも、これは下心というよりも佑季と伊藤が何かあったという”直感”からと佑季の考えていそうなことを察しての申し出で、ちょうど滝乃の部屋はシングルが取れずツインになっていたからベッドが余っているという事で佑季に言ったのだった。

佑季はただで泊めて貰うのはやはり納得しない、そんな佑季を見透かしたかのように滝乃は宿泊代半分を払うって事で同意をしてもらうことにした。



まだ出会って間もないが、滝乃は佑季の醸し出す色香に少しづつ興味や食指が動いているのも気づいていたが、突進するほど大人気ないわけではない。

だから佑季の少し生真面目な性格も程なく理解した為に、あえて”宿泊代半分”といえば佑季も頷きやすいと思って言ったのだった。



そして滝乃と共にいろんな場所を巡る佑季。伊藤といるときよりも、愉しくそして何故か心地よい関係に少しずつ気がついていく。

まだ出会って数日なのに、佑季も滝乃との間の空気に居心地のよさを感じ始めていた。滝乃との探索は、とてもバリエーションが多く、飽きないものだった。伊藤の場合、全て佑季の為にと佑季のことだけを考えていろんなところへ連れて行くが、滝乃は佑季のことを考えつつもしっかりと自分も楽しむ術を持っていた。

知識も豊富で話ていても飽きないし、よく見ると伊藤よりも背も少し高く顔立ちもいい。

それでも、かっこつけていたりしないで自然体で佑季のも接してくれるし、その人柄が上海の人たちにも通じているのか、みんな気さくな感じで接してくる。

滝乃がどんどん佑季の中で温かい何かをもたらしつつある。



滝乃も、最初佑季を上海の町にいろいろ連れ出したがまだ堅さが取れていないことに気がついていた。少し滝乃を警戒しているのも感じていた。

でも、それよりも自分が佑季の仕草や色香に取り込まれていっているのもわかってきていた。

もう少しこのままいたいという気持ちまで生まれる。

大体伊藤との間に何があったか見当もつく。

そして佑季と突然行動を共にして最後の日の帰り、お互いにとても愉しかったという感想を持っていた。

いつしか、お互いの間にあった壁が取り払われていたみたいに。

佑季は突然こんなことになって申し訳無さそうだったが、楽しめたという素直な言葉を滝乃に告げた。

綺麗に笑う佑季。何で上海に来たのかという話題になり、佑季に伊藤との事をやんわり言ったのだった。

伊藤さんはずるいところがあるよ、と。

一見酷いことを言ったようだが、滝乃なりの誠意だったのだろう。

そして佑季も怒ることもなく、なんで伊藤と上海にきたのかと思ったことをいう。

そして、滝乃は仕事も片付き疲れていたけど人恋しくなるときもあってか、今回はひとりではいたくないなと思っていたから・・と佑季に告げた。



佑季は滝乃みたいな人でもそう思うのかと思った。そして、自分もそういうのがわかると・・。

そんな佑季と伊藤との関係をやんわりと話しているとき、佑季は滝乃に自分たちのことを気持ちわるいと思わなかったのか?と尋ねるが滝乃はそういったのはなかったけど、逆に佑季は伊藤さんの好みだなというのはすぐにわかったよ、と佑季に告げた。

それだけでも、滝乃の観察力には驚かされるが、佑季は心から今回は滝乃さんと一緒にいられて愉しかったと思ったと滝乃に告げた。

滝乃も同じく愉しいと思ったと佑季につげ、そのまましばらく沈黙の時が流れた。



そして明日佑季は日本へ帰る。

その前夜、エレベーターで滝乃の部屋へ帰る時。。。

そっと滝乃は佑季の手を引き、それに応えるかのようにうつむきながらも微笑む佑季。

そんな佑季をみて滝乃は・・・

たかが外れてしまった。

男とか女とかそういう壁ではなくただこの佑季自身が滝乃の理想に近い、理想といってもいいような人間だった。

だから、自然と佑季といても愉しいと思えたし、伊藤と佑季二人が食事しているときに見かけたときも、気になっていたのだから。



滝乃は佑季を壁際に抱え込み、額に口付けをした。

佑季は人が来ますよ・・・と言いながらも・・・・受け入れていた。



そのまま部屋へなだれ込み、二人は熱く・・・抱き合い始めた。

何も愛の言葉がなくても、今まで過ごした少しの時間でお互いがわかったようにただお互いの”穴”を埋めるかのように夢中になっていった。



そして、滝乃が目覚めたとき、佑季の姿はなくメモだけが置いてあった。



滝乃は朝目覚めて空港までおくるときに、名前や住所や電話を聞こうと思っていたのに、まるで一夜限りの・・・という結果に少し、後悔をしていた。





それから日本へ帰り、佑季は登に伊藤が佑季のことを聞いて来ていた事を聞かされるが、もう会うつもりもなかった。

そしてまた、自分の性癖を隠すように地味な格好をして生真面目に働く自分に戻っていた。

変に目立ちたくないから、職場では髪を七三にわけ、眼鏡をかけうつむきかげんで仕事をしていた。

あの上海での夜は、どんなに時間が経っても忘れられない、身体も心も・・・・滝乃といた時間や空気を忘れていない。

あの時こそ、佑季が求めていた時間なのではないかと思いつつも。。。

今更、滝乃に会ってノンケの滝乃に何か言われたら・・・と思うと怖くて会えない。

声も聞きたいが、怖くて電話も出来ない。

佑季は滝乃から名刺を最初に貰っていたから、電話番号はわかる。

でも、かける勇気がなかった。

会いたい・・・そう募る想いはあるものの動けないままでいた。





滝乃も日本に帰ってきて、いつも通り仕事をしていた。

あれから、滝乃自身佑季に心が囚われたまま、今まででていた合コンとかにもいかなくなり、このまま会えないままになってしまうのかと考えていた。

あんな綺麗に笑う顔、惹き付ける色香を纏っている佑季。滝乃の中でも諦めきれないが、どうすることも出来ないままいつも通りの日常を送っていた。



そんな滝乃の後輩が書類を間違えて持ってきたために、滝乃にお願いして持ってきてもらうように頼んできた。

そして、その書類をもって後輩と待ち合わせし、後輩と共にその種類を持っていく先に滝乃も着いて行きある役所へ入った。

そこでふっと見回したとき・・・・

髪を七三に分け、眼鏡をし地味な雰囲気で仕事をしている青年が目に止まった。

地味なくせに・・・・あの口元にあるホクロが・・・滝乃を走らせた。




そう、上海で会っていた時とはぜんぜん違う、地味な感じにはなっていたが、あのホクロがあの時のことを思い出させる。

佑季がそこにいたのだった。

近くの人に佑季を呼んでもらい、そこで滝乃は佑季と念願の再会を果たした。

佑季は滝乃をみるなり凍りついたように固まった。

仕事は何時に終わるか滝乃は佑季に聞き、佑季の仕事が終わるまで待つといった。



そして待ち合わせをし、場所を移ったとき、佑季が少し堅くなっていた。滝乃は自分が怖い?と佑季に聞くと佑季は、ここは田舎だから・・・と応える。

滝乃は佑季に、こうして会うこと後悔している?と何気なく聞く。

佑季は、自分も会いたかったがやはり怖くて踏み出せずにいたことをこの時は後悔したようだったが、変な噂にならないかそっちも気にしている風だった。



滝乃は素直に、会いたかった・・・と佑季に告げた。

滝乃の会社で滝乃に本命ができたと噂されるぐらい滝乃は佑季のことを考えていたのがわかる。

そして、仕事の関係でこの佑季のいる田舎へきたけれど、そんな田舎でも滝乃はバカにすることなく、佑季に素敵なところだね、と素直に言うと佑季は・・・・

全ての不安が拭い去ったかのように・・・・・

滝乃を自宅へ招いた。



そして、ぎこちない態度の佑季をよそに滝乃は佑季の手首を強い力で握り引き寄せ

ちょっと、ごめんね



と言いながら佑季の眼鏡を取り上げゆっくり唇を重ねてきた。

何度もまさぐりあい、佑季は滝乃の首に手をまわし滝乃を抱き寄せた。



前は余裕のないことをしたから滝乃は佑季を横たえてから、キッチンや部屋の窓を閉めて回り、そしてまた佑季の覆い被さるようにしながら佑季のネクタイを解きながら



シャワー、浴びる?



佑季はなにも考えられない様子でそのまま滝乃を見据えるが滝乃は逆に、そんな佑季をみて



そんな色っぽい顔してたら、俺、シャワー後回しにして食っちゃうよ



と、いたずらっぽい表情で佑季を見つめながら言った。

佑季を見つめる瞳はいとおしいさを含んでいる目であった。

そのまま夢中になり二人は抱き合い溶け合った。



もう身体に力が入らないほど愛し合ったが、滝乃は改めて佑季に電話番号と住所を聞いた。

前聞けなかったからだ。

そして佑季は逆に、今度滝乃の家に遊びに行くことを告げた・・・





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





はぁぁぁぁぁぁぁぁぁwwwwwwwちょっと色々端折ってしまいましたが(すみません)

滝乃の一見スマートな立ち振る舞い、だけど、心の中ではしっかり佑季を見つめて観察していたんだというところがツボでしたねぇ。

滝乃の感性、すごく好きです。

佑季が怯えたように、男同士、伊藤との付き合いが滝乃にわかったとき何といわれるか少し怖がっていたけれど、あっさりとそういう偏見がないのを佑季にいいました。

それは、自分も佑季は男だけれど惹かれたのがわかっているからという事もあるのかな、と思うけど、人間的にいろんな人を見てきたから、そういう感性を持ち合わせているのかなぁとも思ったり。



佑季の生真面目さだと話によっては、悪戯されたり悪さされたり利用されたりしてぼろぼろになる話も多かったりしなくもないですが(苦笑)

この作品の全体の雰囲気が異国の空気からくる不思議な感じを纏っている為か、上海での滝乃と佑季の行動、心理描写が嫌味な感じはなく逆に、よりリアルな空気を出してくれていた気がしますw

佑季も、自分と伊藤の付き合いに疑問を抱いているときの心の動き。

ゲイとか男同士とか関係なく、佑季の人柄がすごくわかりやすく入り込みやすい表現をしてくれていたのではないでしょうかね。





上海での最後の夜の滝乃と佑季のセックス。

夢中でお互いを求め合ったのが夢のあと・・・・という空気感があの朝起きて目にしたメモから感じ取れました。

たいしたシーンではないかもしれないけど、アタシは結構”うわぁ・・・・”ときましたね^^;

そして、滝乃が呟いた、”結構エッチうまかったよな・・・”というのも、クスクスと笑ってしまいました。

よっぽど肌を重ねて佑季を抱いたとき・・・多分滝乃は男を抱いたのは初めてだったと思うけど、それでも”うまい”と感じるあたり・・・

男としても何か負けた気分だったのでしょうか?w←違うと思うよ!!(笑)

ただ、たんに伊藤との事を思い出したりして悔しい・・とも思ったのでしょうね。

そんな些細な一言で、これだけ読み手、というかアタシがですけど(苦笑)

色々考えられるのもこの作品のいいところかなぁ・・・
と思いますね。



二人で上海の街を歩いているときの、空気感が温かくでも、少しずつ何かが生まれだしているという感じがする描写だったような気がしますね。

たわいもない、何を食べるかとか、豆知識みたいな雑学とかを踏まえた滝乃の話。

これは、滝乃の醸し出す”空気”が佑季を心地よく包んでいた風にも思ういます。



心情が多く綴られていたと思う作品ですが、そのどれをとっても二人のなれそめに必要なものだから、そのお陰で感情移入しやすかったのかな・・・と、思います♪



こんな中でも、最後の佑季の部屋での情事の時の滝乃。

滝乃が佑季に”食っちゃうよ?”というシーン。

もう、ドキドキしましたwwww

こういうラフな感じの滝乃がいいですよねwww上海の時とは違う雰囲気、でも、こっちの滝乃も滝乃であって(笑)

余裕なく上海で佑季を抱いたときも、男の色香を感じましたが佑季の部屋で”ちょっと失礼”とかいいながら(笑)佑季を取り込んでいく様子に、ときめきましたねwwスマートな誘い方といったら”えぇぇぇ?!”と言われそうですが(苦笑)

滝乃の人間味がでていた情事でしたよね。

温かい、けど・・・・見えないところで強い、みたいな?

何ていうのか、難しいですけど^^;







大きな波風が立つ作品じゃないから、ただ、やんわりと進んでいくのですが、かえってそのゆっくりとしたペースが、二人の心情をじっくり組みとめる描写だったのかもしれないですね。



佑季のゲイとしての悩みも、伊藤との関係も、滝乃との出会いも、すべて細かい心理描写が書かれていて溶け込みやすかったです。そして上海の風景の描写。

綺麗でした!w目を閉じれば浮かんできそうな風景。←大袈裟?w

よかったですw





いつも濃い作品、濃い作品、と目を血走らせているアタシですが(爆)

やわらかい”読ませる作品”最近じゃお気に入りになってきていますvv

これを読んでからもう一度透過性恋愛装置を読むと、滝乃と佑季の会話が少しまた違った角度から思いを汲み取れるかもしれませんね♪



すごく、温まるでも、しっかり芯のある作品だと思いましたww



先にでた透過性恋愛装置のレビュー、よろしければこちらからどうぞ。

こちらも負けない、素敵な作品です♪

本はこちら↓

透過性恋愛装置

透過性恋愛装置

かわい 有美子





長々とすみません>_<




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>あけみさん

こんばんは〜あけみさん。
じんわり浸透してくる、読ませるストーリーでしたねぇ。
確かにお互いが求め合うまでゆっくり話は進んだけれど、出会った時からこうなる運命だった感じですねw
だから、ノーマルな滝乃があれだけ熱く抱くことになった。うん、そーですね(笑)

いつまでも幸せでいてくれそうな二人でしたね♪

せっかくの作品だからもっと手に入りやすい状況を…ですねf^_^;確かに。
櫂 | 2007/06/17 23:37
櫂さん、こんばんは。

地味ながらしっとりとしたお話、オトナの恋物語を読ませていただいたって感じでしたね。
きっとこの2人は、出会ったときから感じるものがあったんじゃないのかなぁ?
じゃないと、あんなに情熱的なエッチは出来ませんよね?
特に、滝乃はノーマルだったはずだし。
(うわぁ〜、こんな事を書くなんて、まさに腐ってます)

このお話があっての『透過性〜』なはずだし、手に入れにくいこの本、増刷して欲しいもんですね。
あけみ | 2007/06/17 22:14
>mikuさん


こんばんわ、mikuさん♪

こちらの作品は、北嶋編よりももうちょっと心理描写が多く描かれていた気がします^^
佑季の心の声が、聞こえてきます^^

滝乃のあの佑季とエッチしたあとの一言、結構エッチ上手かったよな・・・には・・・・萌えましたね(苦笑)
過去への嫉妬もあったでしょうし。
滝乃の結構、さらっとエッチに持っていく感じが好きでしたww

この異国情緒の描写、素敵でしたね〜

このシリーズ2冊は、とっておきになりましたねvv


TBアタシも駄目だったので、また日を改めます^^
櫂 | 2007/06/07 23:16
櫂さん、こんばんは!

これもすっごくよかったですよねぇ!読後にこんな満ち溢れた幸せな気持ちに浸れる作品もあるから、BLっていいなぁ、やめられないなぁって思います(^^)

かわいさんの描く男性って、同性同士だからどうの・・・じゃなくて、人間として魅力があって性別は関係なく思えてきますよね。

滝乃の「結構エッチ上手かったよな」の一言に、私もいろいろいろ考えちゃいましたよ〜!これって今までの男への嫉妬?!とか(^^;
ホントにちょっとした言動とかにすごくいろいろ妄想させられました!
かわいさん、エッチ時のセリフとかもすごくツボにきます!

あぁ、この上手い情景描写・・・私も異国に逃亡したくなってきました(^^)

この作品好きで好きで、語っても語り尽くせないのでこの辺にしておきますが(^^;

TBまたうかがいますね!
miku | 2007/06/07 22:53
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上海金魚 | BLな毎日 | 2007/06/17 22:11
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